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兵庫大会新 姫路工が圧勝、スコアも表示できず
第93回全国高校野球選手権兵庫大会の淡路佐野運動公園第一野球場で10日、1回戦で氷上西と対戦した姫路工が56長短打を放ち、兵庫大会で最多得点記録となる71-0で5回コールド勝ちした。これまで兵庫大会では平成17年の31得点が最多で大幅な更新となった。
姫路工は初回に14安打で18点、3回にも18点を挙げた。4回には打者4巡で33点をたたき出したが、電光スコアボードには1イニング20点以上が表示できないため「19点」のままになるハプニングも。スコアボード上の合計得点も57点で止まった。
敗れた氷上西の加藤昌宏校長は「点差は開いてしまったけど、最後まで戦い抜いた選手たちをほめてあげたい」と話していた。READ MORE
東海大望洋9安打放ち快勝
9日、QVCマリンフィールドで開幕した。開会式には参加172校の選手たちが集まり、入場行進した。開幕試合は東海大望洋が東邦大付を制した。日からは県内球場で熱戦が繰り広げられる。

たった1球が、選手を変えることがある。東海大望洋の主軸・岩堀智紀(3年)にとって、それは打ち損じのファウルだった。
「負けたら最後」。高校生最後の大会を迎え、そんな思いが頭をかすめた。1回裏2死一塁。初打席で変化球に無理に手を出し、球が力無く打ちあがった。
東邦大付の三塁手が走り出す。あと少しで、アウト。しかし、球はファウルグラウンドに落ちた。「1アウト分得したんだ。次は打ってやろう」
打席に入り直し、ゆっくり背中を反らせた。焦りも不安も消え、内角の直球がはっきり見えた。打球は左翼手の頭上を越え、一塁走者が生還して先制。ベンチで仲間が立ち上がって喜ぶのが見えた。
「何とか4番の役目を果たせた」。試合後、ほっとした表情を浮かべたが、すぐ表情を引き締めた。「勝ち進む度に『最後の夏』という重圧を乗り越えないといけない。しっかり打ってチームを支えたい」
大会は、まだ始まったばかりだ。(伊藤舞虹)
◆スタンド
同じTシャツで父母ら40人声援
東邦大付の応援団が陣取った三塁側スタンドでは、野球部父母会の約人がそろいの赤いTシャツを着て選手たちに声援を送った。
エースで先発した徳川寛樹(3年)の母、ひとみさん()は開会式を見守るために午前5時すぎから入場ゲートの前に並んだ。
「直前の練習試合では完封して調子がよかったのですが、今日は打たれちゃいましたね。明日からは受験勉強に切り替えです」
息子が立ち去ったグラウンドを笑顔で見つめた。その目に涙が浮かんだ。=QVCマリン
折り鶴で「勝」応援席 心一つ
青地に黄色でくっきりと浮かぶのは、「勝」の一文字。東海大望洋の応援席に登場したこの飾り、近くで見ると、実は折り鶴でできてい る=写真。地下嘉人主将(3年)の母、美智子さんを中心に、父母らが一つひとつ折り上げた。
うちわに書いた「和」の文字とかけ合わせると「和をもって、勝つ」。美智子さんは「今日は出だしとしては快調。一緒に甲子園に連れて行って欲しい」。
ボールの飾りも折り紙で作り、その下に部員や父母らが願いを書いた短冊をつるした。「私たちの分も精いっぱい頑張って」。思いを込めた短冊が、スタンドで揺れた。=QVCマリン
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